WindowsXP と Office2003 が、そのサポートを終了
WindowsXP と Office2003 が、そのサポートを終了しました。
いや、セキュリティ云々のことは もう散々アナウンスされていますね。でも、本当にセキュリティ的には危険なので、こっそりでも使い続けることはお勧めできません。
それにしても10年以上、メンテナンスを続けてきたMicrosoftにはお疲れ様とちょっといいたくなります。私も仕事から「昔作ったものについての問い合わせ」というのは色々と受けるのですが、正直困ってしまうことも多いです。
既に開発した人が退社している…なんてのもザラで、ソースコード自体はあってもロストテクノロジーと化していることもあります。それでも5年ぐらい前のものがせいぜいで、これが10年前のものなんて言われたら、さすがに「勘弁して」と言わざるを得なくなります。
XPは今となっては軽くて素直なOSということになるかなとは思います。
出た当初から「これは移行してOK」という感じのものでした。いや、WindowsMEが夜に出回っていたので、OS入れ替えは急務だったとい う事情もあります。不安定さを嫌った人は Windows2000を使っていることが多く、実際私も会社では2000を使っていました。MEに関しては「仕事で使ってはいけない」と注意されるぐら いのものだったので。
私の仕事のパソコンは、去年の暮まではXPでした。今は 7になってます。
海外ではXPのお墓を模したサイトもあるようですな(笑)。私としても一時代を共に歩んだOSですし、「今までお疲れ様」と言葉をかけたいと思うところです。
併せて、Office2003もサポート終了となり、こちらも会社では 今 2010になっています。タイトル見るだけで、7年のブランクというわけですが、インターフェースが大幅に変わっていて、しばらく悲鳴をあげていました。だいぶ慣れてきたかなあ。
コンピュータの進歩のスピードはだいぶ鈍ってきて、そもそももう頭打ちになりつつありましが、それでも「5年」ともなれば、その差が目に見えて 分かるぐらいの期間ではあります。それが「10年」になれば、もう別世界と言っても良いでしょう。実際別世界でしたしね(まだ光回線がそれほど普及してい なかった時代です)。
一つの時代が終わったのだな、などという ちと大げさな気持ちにもなりますねえ。
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