消費税
消費税に関する話。
当然のことですが、消費税が8%に上がることで負担を感じるのは事実でしょう。
とはいえ、たかが3%だから、一個人の立場で言えば、どうでもいいと感じるのも事実です。
使えるお金に制約がある以上、制約の中でやり繰りしないといけないわけで、それがマクロの観点でどのように波及するかは分からないでしょう。
ただ、商売を行う立場では、3%というのは決して小さいものではないわけで、個人に消費税の負担を聞いたとしても、消費税の本当の問題点など理解は出来るわけがないわけです。
てなわけで、この統計の意味があるのかというのに疑問を抱くわけです、ハイ。
消費税の意味については、中小企業や輸出企業ではない供給側に聞くことが生々しい意見が聞けると思いますねwww
駆け込み需要とかその後の一時的な売上減などどうでもいいわけですが、消費者の購買力が下落すれば、マクロ経済としては悪化するのは当然の話で、増税の経済への影響の有無などについて議論することに意味があるかは分かりません。
税率だけ上げても、収入における税負担が上がるだけの話で、経済活動に向かう資金が減るわけで、長期的には税収は減るわけです。
企業の収益が上がって、従業員に給与として反映させて、その上で増税という前提でなければ、増税の意味はないし、その構図を描くのは難しいでしょうねwww
企業の利益と給与所得を増やして、その上で増税する。
というのが、アベノミクスの描こうとした本質だったわけです。
言うまでもなく、多くの人にとって絵空事に過ぎなかっただけのお話でしたが。。。
今回の増税についてアベノミクスの本質を信じて実行に移したという一面と、財政健全化を利用して好き勝手にしようとしている圧力に屈したという一面と、政権維持と10%増税阻止のための実績作りという取捨選択での苦渋の決断とも思うわけです。
まぁ、攻撃する相手を見つけたほうが楽でしょう。
かといって、公共のために犠牲になる精神などないというのも事実でしょう。
あくまでバランス感覚が重要で、これから先の国の姿を見据えて、私情ではない世論を伝えるというのを求められているわけです。
感情だけで振る舞えば、某国の沈没事故と同様、国としての体裁も保てないような状態に陥るだけのような気がします
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